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水晶結晶図ブックマーカー

¥1,000 税込

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水晶結晶図をモチーフにしたブックマーカー(しおり)です。
高田クリスタルミュージアム・高田雅介先生の結晶図を使用しています。
銀色ですが真鍮製でずっしりと7g程度の重さがあり、高級感も感じられます。

*さほど鋭くはないですが角がございます。お気をつけてお使いください。

サイズ:33..5×70mm

デザインをしたQの息子Aの専攻が物性物理で、そういった方面のこだわりが詰まっています。
例えば、水晶が相転移を起こす性質に合わせQUARTZのTがギリシャ文字のτ(タウ)に変更してあったり[1]、側面には格子定数[2]やシュツルンツ分類[3]が刻印してあり、これも物性物理がわかる人はおおっとなるポイントです。詳しい解説は下にまとめてあります。

[1]
温度変化に伴い性質が大きく変化する現象を相転移といい、物性物理ではメジャーな研究分野ですが、水晶も573℃の相転移点でα-β相転移という現象を起こします。
そういった相転移にかかる時間を表す際によく用いられる重要な指標が緩和時間というもので、指数関数的な変化の速度を表す時にタウを用いて表現することが多い、という点を踏まえた遊び心です。

[2]
原子が単位格子と呼ばれる最小レベルの構造を繰り返すことで、ありとあらゆる結晶構造は形作られています。結晶がどういった格子で構成されているかを表す時にはa, b, cの三つの記号で辺の長さを、α, β, γという三つの記号で辺の間の角度を表すことで格子の種類が特定できます。X線解析を用いて物性を解析する時など、様々な計算で用いる重要な物理定数です。水晶の場合はa, bという二つの格子定数が重要となりますので、ここではその二つを刻印してあります。

[3]
シュツルンツ分類とは、鉱物の性質を化学組成に基づいて分類する分類法の一種です。水晶はシュツルンツ分類の中で4族D門A科05群、つまり金属:酸素=1:2となる酸化物の中でも特にシリカファミリーと呼ばれる鉱物の一種だと分類されます。

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